森林インストラクター資格試験後の基礎研修(2)【11月13日(日)晴れ、八王子市 長池公園】

「自然観察」

11.28写真を追加 11.17更新:報告文と写真掲載


座学:自然観察会での解説のポイントを説明
座学:自然観察会での解説のポイントを説明

 森林インストラクター資格試験後の基礎研修「自然観察」を『植物を覚える・解説する』をテーマに実施しました。森林インストラクターの資格試験が終了し、出席した会員のどの顔にもやり遂げた安堵感と取得する資格の重さに緊張感すら漂わせていました。

 

 講義は、森林インストラクーとして活躍するための必要な知識の習得・解説のポイント・自然観察会の企画から実施までの手順を、講師の手作りの資料なども交えて行われました。またお奨めの植物図鑑や検索アプリなども合わせて紹介されました。

 

 「植物の覚え方に王道はナシ、地道な努力あるのみ」「難しいことを易しく,易しいことを深く、深いことを面白く」には、大いに納得しました。また、観察される植物の植生から、その森林全体の特性を伝え、生態系の中で人間が果たす役割など、自然環境を守る大切さを伝えることも忘れないようにと講師からの熱いメッセージもありました。

 

実習:森林インストラクターとして植物の解説を行います
実習:森林インストラクターとして植物の解説を行います

 午後の実習(模擬観察会)では、一人、一種類の植物(木本、草本)について、一般参加者への解説を想定して、それぞれが対象を選び、発表し合いました。ムクノキ、ムクロジ、エノキ、ナンテンなどの解説した後は、講師から内容の補足や展開の仕方などの指導を受けました。

 

 振返りでは、「講師が参考に使った資料などから、今後の勉強へのヒントを頂けました」と大満足の様子でした。最後に集合写真を撮り終了しました。

 

参加者:鈴木さん、立川さん、水上さん

講 師:小菅智彦さん

スタッフ:芝原〔事務局〕、氏家、早川

報 告:早川一二


写真をクリックすると拡大し解説が表示されます。