森林インストラクター資格取得支援講座(3)【4月25日(日)曇り、調布市調布あくろす】

「林業-講義」


関講師の「林業-講義」開始
関講師の「林業-講義」開始

 「FIT友の会」主催の森林インストラクター資格取得支援講座「林業-講義」を調布あくろすに於いて、関さんを講師に迎えて実施しました。

 

 新型コロナウィルス感染拡大防止の為の3回目の緊急事態宣言発令の初日でありましたが、感染防止対策を万全に施し資格取得支援講座を実施しました。

 

 感染防止の為、参加者の体調確認と会場に手指消毒用アルコール、除菌用ティッシュ、予備の不織布マスクを準備し、 窓と入口ドアを開け、全員マスク着用で実施しました。天候は曇りで気温が低く強風の中、換気のため窓を開けての肌寒い講座となりました。

 

 

 

宮大工の「生きて千年、材で千年」
宮大工の「生きて千年、材で千年」

 講師から ”今日は細かい内容を覚えなくても良い、林業の科目全体のイメージを掴み、林業は面白いと感じてほしい” の説明からスタート。

 

 「木と樹と材」について、木偏の漢字〔機械は金偏でなく木偏〕、森と人の関連〔人偏に木で休む、ForestはFor rest〕、「森と林」 法隆寺の宮大工の「生きて千年、材で千年」の話があり、木や樹木に対して興味が高まりました。

 

 また、資格取得には「合格する強い想い」や、受験勉強は楽しく体系的・効率的にやる、 受験ではとにかく回答を書くことが大事と、資格取得を目指す参加者にとって大変有用な言葉がありました。

 

 

割りばしと環境問題
割りばしと環境問題

 講義は「林業」の6つの項目についてデータや写真を沢山使ったスライドを使用して行いました。 午前と午後で6時間弱に亘る座学でしたが、「林業」の試験に関わる項目だけでなく 「山にあるスギ一本の値段は?」「林家の収支、相続問題」「割りばしと環境問題」「肥料三成分の効く処」など、 森林インストラクターになってからインストラクションに使える木や林業に関わる面白い話題が沢山ある楽しい講義でした。

 

  資格取得を目指す皆さん、「林業」科目に出てくる用語は普段使う機会が少ない専門的な用語が多く、 なかなか手強い科目ですが、今回の講義で科目全体のイメージを掴み、林業は面白いと感じて、 楽しみながら学習を進めましょう。 

 

2ヶ月後の「林業-実習」までに本日の講義、これから学習する内容をイメージ・理解し、鳩ノ巣で林地を体感ください。

 

参加者:〔会員〕氏家さん、倉石さん、高木さん、高田さん、高橋(え)さん、高橋(貴)さん、西出さん、早川さん、〔一般〕田中さん

講 師:関 美知夫さん

スタッフ:芝原〔事務局・写真・報告〕

報 告:芝原 久


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